女性社労士の需要が高いって本当?

社会保険労務士,年収

最近、特に増えているのが女性の社会保険労務士です。社会に出て仕事をする上で何かと不利な条件に甘んじなければならない女性にとって、社会保険労務士は年収アップを図るための、いわばプラチナチケット。
女性であっても男性と大差なく活躍できる職業として、非常に注目されているようです。

資格を目指す側からは大変人気の女性社会保険労務士ですが、実際に業務を依頼する経営者側からもかなりニーズが高いようです。

その理由として、第一に“丁寧”かつ”きめ細やか”な仕事ぶりを挙げることが出来ます。
社労士の仕事は、決して華々しく派手な仕事ではありません。
どちらかと言えば地味で根気のいるようなイメージなので、実務としては裏方的な要素の方が多いかもしれません。
そういった意味では、”真面目で細かい作業が得意”といった女性的な感性が求められる業務であると言えるでしょう。経営者側にとってみても、「女性の方が安心して任せられる」というケースは非常に多いようです。
こうした傾向は、女性社会保険労務士の年収増に関係する大きな要素となっています。

また、「営業」という名のお酒の席への付き合いも、女性社労士の場合には男性と比較してぐんと数が少なくなります
女性の場合、主婦であったり子育て中であったりという事情を抱えているケースが多く、こうした傾向にあるようですね。
最近では、ひと昔前と比較するとこうした無駄な支出を嫌う経営者がずいぶん増えていますので、「お酒」に関する気遣いをしなくても良いという点において、女性の士業が好まれているようです。
 
このように、女性の社会保険労務士へのニーズは高いものの、それが年収に反映されているかといえば決してそうとは言えないのが現状です。
厚生労働省のデータによると、女性社会保険労務士の平均年収はおよそ250万円
月収として考えると、20万円ほどということになります。これは、一般的に言われている社会保険労務士の平均年収とは、ずいぶんかけ離れた数字です。
ただし、このデータの対象者が実務に携わった平均継続年数は1.5年となっていることに注目しておく必要があるでしょう。
男性と比較すると、出産や子育て、親戚の介護などでどうしても継続して仕事をすることが難しくなってくるというのが、女性社会保険労務士の低年収につながっている大きな原因としてみることが出来るのです。

しかしながら一方では、女性であっても社会保険労務士で年収1,000万円以上を確保されているケースもあるようです。
女性の場合、社会保険労務士年収の二極化が男性以上に広がっていると言えるのかもしれませんね。

社会保険労務士で高額年収、女性でも十分に目指すことが出来ます。
しかしながら、それは単に資格を持っていることだけでは達成できるものではなく、
男性同等の高い意識でバリバリと仕事をこなしていく姿勢が大切なのかなと感じます。